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色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

超久々の更新です
村上春樹の新作読みましたよ~

全体的に言うと…まあまあという感じですかね…
私村上春樹の小説って好きなのと嫌いなのがけっこう別れます
特にすきなのは短編です
最初に読んだのは「神の子どもたちはみな踊る」だったような…
「カンガルー日和」で本格的にはまった気がします
長編は世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランドとダンス・ダンス・ダンスが好みです
デビュー作はストーリーはあまり印象に残らなかったけど文章が綺麗だなーと思った覚えがあります
代表作のノルウェイの森は苦手です…最初に読んでいたら他の本を読む気が起こらなかったかも^^;

今回の新作は最初「あーこれは苦手なほうの春樹かな?」という気がしてしばらく置いておいたんですが暇だったので読み続けていたら続き(というか理由)が気になってそのまま読んじゃいました

自分ちょっと春樹節に飽きてきてるのかなーと思うところもありました
会話がなぜか鼻についたり
あと ああまた主人公がこういう夢見るのか…みたいな笑
喋りに関しては英訳ならべつに何とも思わないだろうなと思いました

今回一番気に入ったのは嫉妬という感情についての描写ですね
歌詞などでもたまにありますが特に言葉に当てはめていなかった感情を誰かがぴたりと来る言葉で言い表してるのを聞くのは快感です

それにしても…また短編書いて欲しいなあ



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