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The Lock Artist by Steve Hamilton

鍵開け名人の男の過去の物語です。
彼は今刑務所にいて、昔を思い出しながら語っています。
語ると言っても彼は幼少時のトラウマによって声を出すことは一切できません。
いったい何があったのかが気になりどんどん読み進んでしまいました。

過去の出来事が交互に語られるのですが、そのふたつの過去が時間的にあまり離れていないので後半少し混乱してしまいました^^;
でも一つ一つのシーンで何が起こっているのかはわかりやすいので最後まで読み切ることができました。
幼少期に何があったかはずいぶん引っ張られましたが、これはトラウマを抱えてしまうのも納得の恐ろしい出来事です…。

やっぱり出だしで心をつかまれた本は読み切れる確率が高いです。
なか身検索もいいけど、キンドルの目に優しい画面でサンプルを読むとよりじっくり吟味できるな~と思いました。
一生に読める本の冊数は限られているのだから、面白いものを厳選して読んでいこうと思います。



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