忍者ブログ

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

" Momo " by Michael Ende (『モモ』 by ミヒャエル・エンデ)

 子どものころに読んだけど、おぼろげにしか記憶に残ってなかった『モモ』。いわずとしれたエンデの代表作です。
どうせ読み返すなら英語で!と思い読んでみました。
ドイツ語の原書を読めれば一番いいのですが…。

円形劇場の後に住んでいる身寄りのない女の子モモ。
モモはとっても聞き上手で、モモと一緒にいるとなぜか楽しいアイディアがいっぱいうかんでくるので年齢問わず大勢の友人がモモを訪ねてきます。
しかしあるときから街にくわえタバコの灰色男たちが現れ、みんなの時間を盗んでいきます…
そのふしぎな力のために時間ドロボウたちの策略にはまらないモモ。友人たちとなんとか時間ドロボウたちの策略を食い止めようとしますがうまくいかずついには友人たちも彼らの魔の手に…
モモは皆を救えるのか!?というお話です。

一応童話ということになってますけど…主人公が子どもで文章がやさしいだけで、じつは大人向けなのでは!?と思うぐらい教えられることが多いし、深い本です。
時間を大事にするって、必ずしも無駄がないように隙間なく用事で埋めていくことじゃないですよね。たまにはゆったりとすることも時間を大事にすることのうちだよな~と思います。
同じように沈黙は必ずしも自分の言葉で埋めなきゃいけないものじゃなく、モモのように「じっくり相手の話を聞く」ことにもっと重点を置いてもいいんじゃないかと。モモレベルの聞き上手になるのは難しそうですが…

エンデさんの本は独特の陰があっていいと思います。子どもにこびすぎていないというか…。
話の中でGuidoが語っていたお姫様モモの話がとてもよかったです。月が自分についてくるように見えることや川の水に自分の顔がうつることが、エンデさんにかかるとこんなファンタジックな物語になってしまうのか!と驚かされます。

下のリンクの洋書のほうは英訳版なのでお気をつけください。
英訳版の表紙はモモさんの顔がやけにリアル^^;
日本と違って訳者の名前って表紙に載らないんですね…。

0140317538 Momo (Puffin Books)
Ende Michael
Puffin 2009-01-29

by G-Tools
4001141272 モモ (岩波少年文庫(127))
ミヒャエル・エンデ 大島 かおり
岩波書店 2005-06-16

by G-Tools



拍手

PR