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ボッティチェリの『春』の解釈って…

有名な絵画の描かれた背景を解説してくれている名著『名画を見る眼』(著・高階秀爾)を読んでいました。
そうしたら、私はボッティチェリの『春』という絵に関してとんでもない思い違いをしていたことが明らかになったのです…

4004140641 名画を見る眼 (岩波新書)
高階 秀爾
岩波書店 1969-10-20

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【対訳・CD付き】『BBC20世紀クロニクル Vol.4』 by 池上彰・真野泰

イングリッシュ・ジャーナルの連載をまとめたCD付きブックです。
イギリスの放送局BBC制作のビデオドキュメンタリー「世界を震撼させた日」が元になっています。
シリーズは4巻まで出ていて、1と2ではアポロ11号の月面着陸など科学中心の話題について、3と4では20世紀後半の画期的な出来事を扱っています。
私はトピック的に一番興味をひかれた4巻を読んでみました。この巻ではネルソン・マンデラの釈放やダイアナ妃、湾岸戦争などを取りあげています。

リスニングのできる英語ニュース系の本は多くありますが、この本のポイントは「歴史に残るニュース」をまとめていることと、池上彰さんによる解説つきだということです。

せっかく16ページも池上解説が載っているんだからもっと表紙とかでアピールしたほうがいいのでは??と思ったのですが…。この本が出たときには(2007年)まだ今ほどの人気ではなかったからですかね。

ニュースは生ものなのでニュース系のリスニング本は数年たつとどうしても内容が古く見えてしまうのですが、これは歴史に残る出来事ばかりが集められているので、手元に置いて何度もくりかえし学習するのに向いていると思います。

ひとつの話につき4ページほどなので、長いものだとやる気がもたない人でもちょっとずつ進められます。
それぞれのニュースの終わりには単語・熟語のリストがついていて、語彙を増やすことができます。巻末にはイギリス英語とアメリカ英語の発音の違いの解説もあります。

こうして聞いてみるとやっぱりイギリス英語とアメリカ英語とはだいぶ違うものですね~。
私は響き的にはどちらかというとアメリカ英語のほうが好きなのですが、イギリス英語のほうが聞き取りやすい気がします。

4757411766 BBC20世紀クロニクル Vol.4 再び騒乱の中へ篇 (4)
(イングリッシュ・ジャーナル・セレクション)

池上 彰 真野 泰
アルク 2007-03-29

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「幼な心の君」に関する追記

以前「はてしない物語」に関する記事を書きましたが、登場人物「幼な心の君」に関して思うところがあったのでちょっと語ります。洋書とか全然関係ない話ですが読んでくださる方はつづきからどうぞ。CLAMP漫画についても絡めて語ってます。

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ドイツ語かじってます

英語以外の言葉もちょっと勉強したいな~と思って入門書に挑戦中です。
何冊かやってみた中で、私のツボにはまってしまったものをご紹介します。

それは…『NHK新ドイツ語入門』です。
普通語学の参考書の会話文に登場する人物って、学生とか、ビジネスマンとかですよね。名前もすごく一般的で。
でもこの本に出てくるのは「日本に行こうとしたものの間違えてドイツに来てしまった火星人」です。その名もピポ。この設定に最初すごくウケてしまいました。
でもそのピポが日本に行こうとした理由がきっかけで、後半では環境問題にまで話が及び、なかなか考えさせられます。

表紙にのっているカワイイ生物がピポです。
ピポは女の子ティナと出会い、家に居候させてもらうことになります。
好奇心旺盛なピポとティナとの会話文がレッスンの中心で、そこにでてきた文法事項の解説、練習問題で1セットになっています。
CDでは2人の声を子どもが担当していてなんともかわいらしいです。
現時点でのマイ・ベスト・ピポは11課で Nein~ ich bin hier~♪ とか言ってるピポです。キュートすぎる~

私のようなまったくの初心者のかたは『ドイツ語のしくみ』(著・清野智昭)とあわせて読むと理解しやすいかもしれません。
こっちは難しい文法用語を極力つかうことなく説明されているし、ドイツに関する小話や写真もあって読み物としても楽しいですよ。
ドイツの人って窓をちょっと開けとくと閉めろっておこるんですね。面白いな~

 
4140394234 NHK新ドイツ語入門
―Mit Pipo Deutsch lernen! (CDブック)

相澤 啓一
日本放送出版協会 2006-01

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456000496X ドイツ語のしくみ
清野 智昭
白水社 2005-04

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” The Neverending Story " by Michael Ende (『はてしない物語』 by ミヒャエル・エンデ)

 原題:Die unendliche Geschichte
ドイツの作家ミヒャエル・エンデによる傑作ファンタジーです。
映画『ネバーエンディング・ストーリー』が記憶に残っている方も多いのではないでしょうか。
子どものころにハードカバーの日本語版を読んで以来好きな本ですが、せっかくなので英訳版で読み返してみました。

<あらすじ>
読書好きのバスチアンはお話を考えること以外には特に取り柄のない太っちょ少年。
ある日いじめっこたちから逃げるために駆け込んだ古本屋で一冊の本をみつけ、衝動的に盗んでしまう。
後戻りができなくなったバスチアンは学校の屋根裏にこっそり隠れてその本を読みふける。
物語の中のファンタージェン国はあらゆる場所が「虚無」になるという危機に陥っていた。ファンタージェンのすべての生き物は「幼な心の君」(英:Childlike Emperor)がいなければ存在しえないが、彼女が病気になってしまったのと虚無には何かつながりがあるらしい。
ファンタージェンを救う方法を探す使者として、少年アトレーユに白羽の矢が立った。
そしてバスチアンは、読み進めるうちにだんだんおかしなことに気づく。
どうやら自分の存在が、登場人物たちに影響を与えているようなのだ…。


 


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