忍者ブログ

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

" Water for Elephants " by Sara Gruen

 1930年代のサーカスで獣医をつとめた男の人の物語です。彼は現在老人ホームにいて昔を回想しているという形式です。
映画化もされており、日本では確か8月に公開される予定だそうです。
アメリカのアマゾンでも大変好評。最初の数ページ読んでみたらなかなか面白そうだし、サーカスが舞台というのも興味をひかれたので買ってみました。

1616200707 Water for Elephants
Sara Gruen
Algonquin Books 2011-03

by G-Tools
 
 
<感想>
う~ん…今回はちょっと辛口かもです…。
あまり自分には合いませんでした。プロローグもこの場面はどことつながるんだろうと興味がわいたし、主人公が両親をなくしてサーカスで働くことになったときは「おお…これから面白くなりそうだ~」と思えたのですが、そこからエンジンがかからない感じで。面白くなることを期待して中盤まで読んだのですが…。エンディングが良いらしいのでそこまでたどりつきたかったのですが、むりかも…^^;あと全体的にキャラクターに魅力を感じることができませんでした…。特に主人公がなんでMarlenaのことを好きになったのかもっと説得力が欲しかったような。
でも続きが気になって仕方なかったという声がかなり多いですし、私みたいな感想を持つ人は少数派みたいです。評判のせいで期待しすぎたのもあるかも。実際に読んで判断されたほうがいいでしょう…。
 


拍手

PR

Twilight by Stephenie Meyer

 アメリカで大ヒットしたヴァンパイアもののラブストーリーです。
母親の再婚がきっかけで田舎に住む父と暮らすことになった17歳のベラは、転校先の学校でナゾの美少年エドワードと出会います。不可解な行動に戸惑うベラ。彼はなんとヴァンパイアであった…

0316015849 Twilight (The Twilight Saga)
Stephenie Meyer
Little, Brown Books for Young Readers 2006-09-06

by G-Tools

<感想>★★☆☆☆
辛口意見なので注意です。
一言で言うと「THE・少女マンガ」という感じ。ハリーポッターと比べられていたので読んでみたけど、わざわざ比べるほどのものかなぁ…という印象。たしかに女性作家のデビュー作とかファンタジーとか共通点はいろいろあるけれども。レベルが違うというか…。ハリー・ポッターは老若男女にオススメできるけど、これはもっと人を選ぶと思います。
とくに取り柄はないけど転校したとたんモテモテとか謎の美少年が自分にだけ優しいとか、襲われそうになったところを助けてくれるとか、どうしても作者が願望をそのまま書いているような感じが目だってあまり入り込めず…。
原書の表紙はセンスいいのに、なんで翻訳版のトワイライトはあんな少女マンガみたいな表紙なんだろ?と思ってたけど、内容を知ってからはあれはあれで合ってるのかもな~と納得しちゃいました。
いろいろ書きましたが二巻以降で出るらしい新キャラがちょっと気になるのでもしかしたら続きを読むこともあるかもしれません。



拍手

" Anthropology: 101 True Love Stories " by Dan Rhodes

 とってもミニミニなラブストーリーが101個集まった短編集です。
どれくらいミニかというと一話が101wordsです。
ラブストーリーといっても、岸本佐和子さんの『変愛(ヘンアイ)小説集2』に収録(数話ですが)されただけあって、かなり変てこでツッコミどころ満載です。
男の人目線で書かれてます。変なのはガールフレンドだったり、その男の人だったり、両方だったり。
例をあげると、可愛い彼女がいる男の人が、元彼たちはさぞ寂しがってるだろうとおもって彼女のかわいい行動や言動を書いた月報を、彼女のちょっとしたゴミを付録にして送りつけたりします。
というか、この本の装丁かわいすぎる!センスいいなぁ~。机の横に無造作に置いとくだけでもオシャレですよ、これは。

Anthropology: 101 True Love Stories      変愛小説集2


<感想>
すごいシュールで面白かったです。このツッコミ不在感がいい。読者が心の中でつっこむタイプの物語です。あんまり本を読み返すタイプじゃないけど、このくらいの短編集だと気軽に何度も読み返せそうです。
変愛小説集2は、この他にも絶滅寸前のチアリーダーを探す話が面白かったです。こういう短編集って面白い作家が発掘できるから楽しみが広がっていいですね。変愛小説集3も期待してます。

拍手

【CD】songbook2 by セシル・コルベル

 借りぐらしのアリエッティの主題歌で有名になったセシル・コルベルさんのオリジナル・アルバム。
フランスの方なのでフランス語の歌しかないのかなと思ったら英語の歌もありました。私の一番のおきにいり「メアリー」もその一つです。
この「メアリー」、最初は聞き流してたんですが数回聞くうちにあれ?この曲良くね?と思いはじめ、歌詞をしらべたらすっかりハマってしまいました。" Mary won't you marry me "ってところ以外あんまり聞き取れてなかったので、普通のラブソングだろうと思ってたら…なんとも歌詞も面白くていい曲だったのです。面白いというか内容は悲しいんですが。ちょっと変わってます。船乗りとして常に宝やなんかをさがして航海しているメアリーに対するラブソングなのです。"Mary ever on her way"という詞がイイ!です。
ほかにもいい曲いろいろあります。「ボロをまとったジプシー」とか踊りたくなる感じでいいですね。踊りませんが…笑
デュエット曲もあったけどこれは男性ボーカルの声がそんなに気に入らずあまり聞いてないです…^^;

 
B003JK2ZOC SongBooK vol.2(国内盤限定ボーナストラック収録)
セシル・コルベル
ヤマハミュージックコミュニケーションズ 2010-07-07

by G-Tools


拍手

【CD】『Kari-gurashi~借りぐらし~(借りぐらしのアリエッティ・イメージ歌集アルバム) 』 by セシル・コルベル

洋楽で純粋に声がカワイイ!と思える歌手を探すのって難しいです。
顔がカワイイ子はいっぱいいるけど、声質という点だけ見るとう~ん…って感じだったり。
歌唱力はすごくても、カワイイ声ではなかったり。
でもこのセシル・コルベルさんの声はホントにキュート!!
『借りぐらしのアリエッティ』の主題歌を担当したセシルさん。
私は映画は見てはいないもののセシルさんの" Arrietty's Song "を聞いてすぐ好きになってしまいました。
このKari-gurashi~借りぐらし~は14曲すべてにセシルさんの歌声が入っているインストなしの歌集です。

『もうひとつの世界 A Different World』と『朝日の中の旅立ち Departure at Dawn』が良かったです。でもやっぱり一番は" Arrietty's Song "ですかね。英語版も良かったけど歌い方含めてやっぱり日本語版が好きです。サビのところがたまらない!韻のふみっぷりもいいし。
 
B0036W3X6C Kari-gurashi~借りぐらし~(借りぐらしのアリエッティ・イメージ歌集アルバム)
セシル・コルベル
ヤマハミュージックコミュニケーションズ 2010-04-07

by G-Tools


拍手