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【映画】アメリカン・ビューティー

アカデミー賞作品賞を受賞したこの作品。けっこう前の映画なんですけど大好きなので感想書きたいと思います。
『映画で覚える英会話アルク・シネマ・シナリオシリーズ』っていう洋画のセリフとその訳が載ってる本があるんですけど、映画裏情報も満載で合わせて見たらなかなか楽しめました。

 <あらすじ>
ケビン・スペイシー演じるレスター・バーナムは広告代理店につとめる42歳。
表向きは幸せそうな家庭に見えるが、妻とはさいきんうまくいっておらず、娘も思春期で父親を毛嫌いしている。仕事もリストラの波がおしよせて崖っぷち。
そんなある日レスターはチアリーディングをやっている娘を見るために学校のバスケの試合を見に行くが、あろうことか娘の友達に恋をしてしまう。
すこしずつレスターの心境が変わっていき、家庭は崩壊への道をたどる…。


 この映画のケビン・スペイシー最高。かなりハマリ役です。
妻にも娘にも小バカにされるような平凡サラリーマンが恋をすることによって変わるというか、ドンドン開き直っていくんですけど、その壊れっぷりがもうおかしくて。
トム・ハンクスはこの映画を見たあとでレスター役やってみたかったなぁって言ってたらしいけど、トムがこの役やったらイカンと思いますね。
トムが悪いんじゃなくて、コミカルな役が似合いすぎちゃうから、ただの面白い人になっちゃうと思うんです。
ケビンだからこそ、「やばい、このおっさんなにしでかすかわからん…」感が出てていいんですよ!
ファーストフードのバイト中に妻が不倫相手とやってくるシーン、もう俺に指図すんなよと言いながら商品を渡すところのスマイル(?)は最高でした。
普段のケビン・スペイシーは面白い人みたいで、共演者を笑わせまくっていたそうです。

家庭の崩壊のお話とはいってもそんなに重くはなく、笑えるけれどもコミカルすぎもせず。
悲劇的に終わるけどなぜか後味が悪くない。
そんなお話でした。
それにしてもこの映画、登場人物全員どこか病んでるけど、あまりスポットの当たらないリッキーのお母さんが何気に一番病んでるのが気になる…。

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パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
2009-04-10

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アルク英語企画開発部

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