The Perks of Being a Wallflower by Stephen Chbosky 青春小説を読んでみました。 主人公のチャーリーが友達にあてた手紙集という形式ですが、返事を求めずにチャーリーが一方的に送りつけているので(笑)、実質日記のようになってます。一まとまりごとが短くて読みやすいです。 ウォールフラワーとはパーティで相手がおらず壁の飾り状態になってる子のことのようです。 辛い気持ちを抱えて戸惑うティーンの葛藤がいきいきと描かれています。 同じような経験をしたわけではなくともああこんな気持ちわかるな…と思うところがたまにありました。 嬉しかった思い出を書き溜めておいて、次にいやなことがあったらこれを見れば大丈夫だと思っていても、いざそのときが来るとぜんぜん役に立たなかったり。 「いつか子供ができて、その子が辛い思いをしていたら、中国には飢えている子供たちがいるんだからとかそういうことは言わないでおこうと思う。だって他の誰かがもっと辛い思いをしてるからといって自分の苦しみがなくなるわけじゃないから…」 ちょっとうろおぼえですがこんな内容の文があって、すごく共感しました。 PR