“ Only Time Will Tell ” by Jeffrey Archer ジェフリー・アーチャーによるシリーズ物の一作目です。 この巻ではとある少年が青年になるまでを中心に描いています。 父親は戦争で死んだと聞かされていた少年ですが、その裏には大きな秘密があり…。 いろいろな人の視点からひとつの物語が語られ、さまざまな方向から事実が明らかになってゆくのが面白いです。 この著者はストーリーテリングの名手だと思います!ぐっと引き込まれるしだらだらと冗長な場面がないのが好きです。 章の中でもさらに細かく内容が区切られているので一息つきやすく、読みやすいですよ。 ただ、登場人物が一面的という感じはしますね。これはケン・フォレットの小説でも思いましたが。 大河小説はそういう傾向になるんでしょうか。 かなり続きが気になるところで終わっていてまだ続編が出ていないので、そこは注意です! PR